2026年10月1日版

移住快適度チェッカー 指標ガイド

移住を検討している地域の駅と、通勤・通学先の駅・出発または到着時刻を入れるだけで、毎朝の通勤・通学のリアルを指標と点数で調べることができます。このガイドでは、画面に出る3つの指標と数値の意味、その考え方をご説明します。

3つの指標

ルートを選んだあと、画面には左から順に3種類の指標が示されます。
数値が高いほど、負担が大きいことを示しています。

並び指標何をあらわすか
左ラッシュ通勤指数®乗車する列車の混み具合
中乗車負荷スコア乗車時間の長さと乗換の回数
右通勤・通学負担指数上記二つの指標を用いた総合値

通勤・通学負担指数は、ラッシュ通勤指数®と乗車負荷スコアを 7 : 3 で加重平均した指標です。0に近いほど快適と推定されます。

指標の下にはひとことメッセージが表示されます。混み具合に合わせた短い一言で、「実際どのくらい大変か」をつかんでいただくためのものです。

色の意味(3つの指標に共通)
数値色朝の通勤・通学の見込み
5未満青快適(区分:超低)
5〜30黄まあまあ(区分:低)
30〜70みかん混雑(区分:中)
70以上赤非常に混雑(区分:高)
ラッシュ通勤指数®の区分

数値とあわせて、混み具合が高い順に 高・中・低・超低 の4区分を表示します。

区分混雑率の目安車内の様子
高135%以上座れず、混み合う(新聞を何とか読めるイメージ)
中75〜135%定員乗車の前後。つり革や柱につかまれる
低38〜75%座席に座れる
超低38%未満車内にかなり余裕がある

混雑率の値は、指数の境目から逆算し、小数を丸めています。車内の様子は、国土交通省の目安(100%=定員乗車、150%=新聞は読める程度、200%=相当な圧迫感)に沿っています。

画面のイメージ
移住快適度チェッカーの画面
NOTES

朝の通勤・通学が対象です

本サービスは、到着時刻(または出発時刻)を基準に、朝のラッシュ時間帯の負担を指数として評価しています。一方、午後の帰宅時間帯は、退社時刻がそれぞれ異なり、時期や日によってもばらつきがあります。そのため、朝と同じ方法で指数を算出しても、適切に混雑度を示すことができません。したがって、乗車時刻または到着時刻が正午を過ぎる場合は、すべての指数・数値を「―」と表示します。バス・自転車・自動車による通勤・通学は対象外です(鉄道による移動を前提としています)。

ご利用上の注意

  • 所要時間は、通常時の統計データに基づき、5分単位の時刻区分で少し長めに算出しています。
  • 混雑率は国土交通省の公表値をもとにした想定値です。
  • 実際の混み具合は時期・日時、事故・遅延・イベントなどによって前後しますので、本指標は目安としてご利用ください。
Commustat Co., Ltd.
INDEX

指標の考え方

1ラッシュ通勤指数®のもとになる混雑率

ラッシュ通勤指数® =(混雑率 − 30)× 0.67

混雑率は、国土交通省「都市鉄道の混雑率調査結果」(令和7年度実績)の公表値をもとにしています。公表値の時間帯の中心をピークとし、ピークから離れるほど混雑が和らぐものとして計算します。出発時刻を変えると数値が変わるのはこのためです。

公表値は、その路線で最も混雑する1区間の値としています。乗車区間が最混雑区間を通過しない場合は、離れるほど混雑がゆるやかになるものとして調整・算出します。

乗車時間が10分以内かつ乗り換えがないときは、混雑率にかかわらず〝0【超低】〟とします。短い時間で通えること自体が、ラッシュを避ける工夫だという考え方です。

2乗車負荷スコア

乗車負荷スコア = 乗車時間(分)+ 乗換回数 × 10(上限100)

乗車時間1分につき1点、乗換1回につき10点を加えた数値です(上限100)。混雑とは別に生じる「移動自体の負担」を表します。

3通勤・通学負担指数

通勤・通学負担指数 = ラッシュ通勤指数® × 0.7 + 乗車負荷スコア × 0.3(0〜100)

負担の中心は「乗っている時間」より「車内の混雑」にあるため、混雑を重く評価しています。

4混雑率が公表されていない路線は

公表のない路線は、30km以内で最も近い公表路線の混雑率を、路線の規模で調整して推計します。山手線・大阪環状線などの都心の核路線に直結する路線は0.90、非直結は0.75、路面電車0.70、ケーブルカー0.30、座席定員制の特急0.20、駅数の少ない支線はさらに低減します。30km以内に公表路線がなければ、下限30%(=ラッシュ通勤指数0・超低)とします。

HOW TO USE

使い方(かんたんに)

  1. 移住を検討している地域の駅と、通勤・通学先(勤務先または学校)を入れます。「住所で入力」(郵便番号または都道府県からのプルダウン)と「駅名で入力」を切り替えられます。
  2. 出発時刻または到着時刻を決めて「ルートを選ぶ」を選択してください。
  3. 経路の候補から最適な経路を選択すると、その経路の指標・数値が出ます。

経路の候補

早い=速達列車を中心に最短で向かう / 楽=乗換が少ない / 路線名・駅名=そこが他と違う経路 / 有料特急を使う=別途特急料金

経路詳細には、乗降・乗換駅に加え、路線名・方面・所要時間・駅数が出ます。「途中の駅」を開くと、停車駅をご覧いただけます。

EXAMPLE

使用例 ― 浅草から横浜

到着時刻通勤時間/乗換① ラッシュ通勤指数®② 乗車負荷スコア③ 通勤・通学負担指数
8:30 着38分/1回66.3【中】4861点
9:00 着38分/1回77.1【高】4868点
10:00 着38分/1回66.3【中】4861点

上記使用例(浅草→横浜)の場合、混雑のピークにあたる9時着では68点ですが、到着時刻を8時半または10時にずらすと61点まで下がります。同じ区間の通勤・通学であっても、時間帯を選ぶ工夫次第で、算出される数値は変わります。

出典:国土交通省「都市鉄道の混雑率調査結果」「国土数値情報(鉄道データ)」(CC BY 4.0)「位置参照情報」を加工して利用しています。

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